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伊勢の慣わし

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伊勢の慣わし

伊勢地方特有の慣わしをご紹介させていただきます。ご参考にしてください。

 

■その1 伊勢では葬儀までにお骨にすると聞いたのですが、ほんとうですか?

はい本当です。

    理由1  寺院での葬儀の場合、ほとんどの所がお骨でないと、入れてくれません

    理由2 火葬場の終了時間が早いため

    理由3 さだかでは有りませんが、伊勢神宮のお膝元、生身のまま、長時間置かない・・

などがあげられます。

 

 

■その2 伊勢市の霊柩車は、もうなくなったんですか?

はい。現在は市の霊柩車はございません。

 

 

■その3 岳参りってなに?

古来より

「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」

とされ,朝熊山付近では江戸期以降、宗派を問わず葬儀ののちに朝熊山に登り、金剛證寺奥の院に塔婆を立て供養する「岳参り」「岳詣(たけもうで)」などと呼ばれる風習があります。

もともとは、室町時代に神仏習合から伊勢神宮の丑寅(北東)に位置する当寺が「伊勢神宮の鬼門を守る寺」として伊勢信仰と結びついたとされ,おもに伊勢・鳥羽・志摩の人々がここ金剛證寺 奥の院に足を運び、『魂の安住の地』となるよう塔婆を建立しています。